先週ビックサイトで実施されていた展示会に行ってきました。写真の東棟の中のCONTENT TOKYOで待ち合わせをしていたのですが、早く着いたので西棟で実施されている「通信・放送Week」に立ち寄りました。
西棟では1時間しか時間がなかったので超ダッシュです。
1つめは、MIHARUさんの8Kの超低遅延エンコーダー。フレーム間圧縮無しのオールIntraで240Mbps。これならライブの掛け合い中継でも問題なさそうです。カメラやモニターまで含めてEnd toEndで徹底的な低遅延対策していました。実際の利用時には回線の手配含めてご相談に乗っていただけるとの事でした
2つめは、光OPTケーブル。ハードDuty仕様がありガシガシと引っ張っても、車に踏まれても大丈夫なものもありました。意外と細いのにビックリ。
次は、ローカル5Gの実験展示。低価格で高品質なIBEXさんのIP⁻CODECを使用したもの。送受信機は八王子のABIT製。5Gは免許制であるので混信の心配はないのが良いですね。実用化も進んでくれば価格も下がってくるでしょう。
こちらはミリ波を使った超低遅延デモ。免許なしで価格も安いので、実用性高いですね!60Gなので降雨減衰が心配ですが、近距離なら問題ないとの事。
お次は、太平貿易さんの LiFIアダプター。実効レートでも10Mbps以上出ていました。WiFiとは異なり電波の干渉とは無縁なので、病院などではよいかもしれませんね。
LEDの間にカプラーを嚙ませると使える、という所がステキですね。
次は理経さんです。電波専門と思っていたのですが、4K/HDR対応のOVPを出していました。フランス製で導入実績が多数あるとの事。TtanscoderやLive to VODの機能も充実していました。この展示の裏に、ディスコンになった専用免許Wifi 802.11j(アルバリオン)」の後継機の展示がありました。
次はCiscoブースです。Wifi6Eの検証機の展示がありました。6Eは新周波数で干渉なく超高速が期待できそう。無線バックホールでも有効活用できそう。
お次は通信とは全く関係ないですが、気になったので立ち寄りました。冷却部品、いわゆるペルチェ素子です。
ベストに付けた試作品です。大容量のモバイルバッテリー(おそらく10000mAhくらい)でギンギン冷やして2時間との事。ソニーが首に巻くタイプを出していますが、これは全身を冷やせるタイプ。
本当に冷たいのか?と思い、無理を言って着させてもらいました(ありがとうございます)。確かに冷たかったのですが、素子がついている場所だけ冷えすぎる感じはしました。熱伝導率の高い素材を嚙ませるなどして全体的にシート状にして、わきの下なども冷やせれば更に良いですね。熱‐電気変換素材はスピンゼーベックで効率的な発電も期待されていますし、将来的に天井板冷房?みたいなものにも応用されてくるのかなあ、SDGsだなぁ。
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